多汗症とワキガの関係とは?原因(食事、肥満)や汗っかきとの違いは?

多汗症の治療方法とは?

まず、多汗症についてですが、人間には汗が必要な理由を書いていきますね。

人間が汗をかかなかったら、身体にどんな影響を及ぼすかということです。

簡単にいえば、身体を動かすと代謝を始めます。代謝を始めると同時に熱が発生します⚡

体温がどんどん上昇して、このまま熱が逃げないと体内のタンパク質が破壊されて死に至ることになってしまいます。

そこで、汗をかくことによって体温を調整し熱から体を守っているのです。良い汗をかくことは、健康の証でもあるのです。

しかし健康な状態ではない汗も存在します。

全身性多汗、局所性多汗、脂汗、冷や汗など、いろいろな多汗症がありますが、緊張やストレス性のものであったり、体質的なものであったり様々です。顔や手汗をかく人が多く、悩んでいる人も多いと思います。

こうした様々な多汗症のメカニズムや原因、疑問、ワキガとの関係性などを解説していきますね✨✨

なぜワキガや多汗症が起きるのでしょうか?

ワキガや多汗症が起きる理由は一体なんなのでしょう。まずワキガの最大の悩みは、特有のワキガ臭ですよね。

このニオイのためにまわりから敬遠され、一人で悩み続けなければならないのは、何とも辛いことです。

このワキガ臭の原因について、現在のところ最も有力視されている説は、汗腺類からの分泌物が皮膚の常在菌によって分解され、ワキガ特有の腐敗臭が発生するというものです。

少々専門的な話になりますが、まずワキガ発生のメカニズムを考えてみることにしましょう。

私たちの肌の表面には汗腺という器官があります。

この汗腺には2種類あり、ひとつはエクリン汗腺、もうひとつはアポクリン汗腺と名付けられています。

さらに皮脂腺という器官があり、こちらの3つの器官から出来る分泌された物がワキガの原因になるのです。

エクリン汗腺、アポクリン汗腺、それから皮脂腺になります。これらの器官について、ひとつずつご説明しましょう。

①エクリン汗線

エクリン汗腺は全身に及び流れている汗腺になります。

皮膚表面から1~3ミリと、比較的浅い部分にあり、皮膚表面に開ロして汗を分泌しています。

直径0.4ミリほどの小さな組織 で小汗腺と呼ばれることもあります。

しかしその数は皮膚1センチ四方に平均期個、全身でおよそ230万個ほども存在するといわれます。

ここから分泌されるエクリン汗は、皮膚表面で蒸発することで熱を発散し、体温を下げるというのが主な役割です。

成分的には99%までが水分で、わずかに塩分を含み、無色、無臭でサラリとした汗です。

ちなみにこのエクリン汗腺が一日に分泌する汗の総量はどれくらいか、想像できるでしょうか。

これはあくまでも平均値ですが、なんと1.5~2リットルもの量に達します。

一つひとつは小さな存在ですが、実はかなり働き者の汗腺なのです。

ちよっとした気温の変化や精神的な緊張で汗をかいてしまう汗っかきの人は、このエクリン汗腺が盛んに活動していると見ることができるでしょう。もちろん、多汗症のカギを握るのも、このエクリン汗腺です。

②アポクリン汗腺

一方のアポクリン汗腺はエクリン汗腺の10倍ものの大きさがあり、そのため大汗腺とも呼ばれます。

エクリン汗腺よりも皮膚の奥底にあり、開口部は毛穴へとつながっています。

そのためワキや耳の中、乳首とおへその周辺、陰部など、体毛のあるところにだけに存在します。ですが、なぜか頭皮には存在しません。

ここから分泌されるアポクリン汗はエクリン汗と比べるとはるかに少量で、成分的にも脂肪やタンパク質、色素、蛍光物質などを含んでおり、少々粘りけのある汗です。

それから、一度汗を分泌すると24時間くらい働きを止めてしまいます。

体温調節のために発汗し続けるエクリン汗腺と比較すると、かなり違った働きを持っていると考えられます。

しかし、このアポクリン汗腺の作用については、実はよくわかっていません。

ただ、ストレスや精神的な緊張だけでなく、性的興奮などによって発汗することと、限られた部分にのみ分布していることから、フェロモン分泌管としての機能があるのではないだろうか、と予想されています。

様々な動物には、特有の繁殖期があるわけです。私たちになじみ深いイヌやネコ、鳥類や魚類も同様です。ある決まった時期になるとパートナーを求め、子孫を残そうとします。

もしも繁殖期にパートナーを得られなけ れば、子孫を残すことができません。そのため特殊なニオイを持つフェロモンを分泌 して、積極的に異性を惹きつけようとするのです。

私たち人間も動物の一種ですから、太古の昔にはこうした習性を持っていたことでしょう。アポクリン汗腺から独特のニオイを発散させ、異性を呼び寄せていたのかもしれません。

しかし人間の知能が進化し、社会生活を営むようになると、しだいに特定の繁殖期というものが失われていきました。

それと同時にアポクリン汗腺もその存在意義が薄れ、退化していったのかもしれません。

③皮脂腺

アポクリン汗腺のように毛穴に開口して、脂肪分を分泌する器官です。

ここから出された脂肪はエクリン汗と混ざり合い、皮膚表面に薄い膜を作って、肌を保護する役割を持ちます。

皮脂の分泌量が多すぎると肌がべタついてしまい、逆に少なすぎるとカサカサに乾燥してしまいます。

女性が気にする肌トラブルの多くは、この皮脂腺が関係しています。

また、皮脂を食料とする細菌が繁殖しますと、ニキビや吹き出物の原因となってしまいますので、なかなかあなどれない器官といえるでしょう😎

ワキガと多汗症の関係について

多量の汗が、ニオイを広げます‼やたらと汗をかくので、ワキガになるのではないかと、こんな心配をお持ちの方もおられるでしょう。

エクリン汗ならばワキガ臭は発生しません。汗の あるように、汗をかきやすいからといってワキガになるわけではないのです。

汗腺類の総数と活動の程度は、人それぞれに違いがあります。当然、汗をかきやすい人もいれば、ちょっとしたことで汗をかいてしまう汗っかきの人もいます。

一般的には、肥満傾向にある人は汗をかきやすいものです。

皮下脂肪が厚いと体内の熱を放出しにくいため、多くの汗を出して体温の上昇を抑えることが重要になります。

また、食事をするとすぐに汗がふきだす人もいますが、これも正常な反応ですから心配はいりません。

食べた物が体内でエネルギーに変わり、この時に放出する熱エネルギーを発散するために汗が出るのです。

こうした場合の汗は、体温調節のために出されるエクリン汗。ですから、汗っかきだからといって、それがワキガ臭に直結するというわけではありません。

ただし、多量のエクリン汗ですから汗っかきの人はアポクリン汗を広範囲に広げる作用を持っています。

ですから汗っかきの人は、そうでない人と比べるとワキガ臭を発生しやすいということはいえるでしょう。

多汗症と汗っかきの違いとは?

さて、次に多汗症につ いて考えることにしましょう。

汗をかきやすい人とそうでない人がいるのは、すでにお話しした通りですが、では汗っかきと多汗症の違いとは何でしょうか⁉

この両者を区別するのは、なかなかやっかいです。私たちのような専門医でないと、まず見分けることは難しいでしょう。

あえて簡単に言うと、多汗症とは体温調節の必要がないのに、多量のエクリン汗を分泌する症状とでもいえるでしょうか。

汗が分泌されるのは、食事や外の気温のゆらぎ、スポーツなどによって上昇する体温を抑えたりするためです。

汗っかきの人は、これらの変化に敏感に反応し、ちょっとしたことで汗をかいてしまうのだと見ることができます。

しかし多汗症の場合、食事をしたわけでも運動したわけでもないのに、多量の汗をかいてしまうのです。

多汗症には、全身に汗をかく全身性多汗症と呼ばれるものと、部分的に大量の汗をかく局所性多汗症があります。

全身性多汗症は、急性リウマチやバセドー氏病、結核、女性の場合ですと生殖器障害などが原因で起こることもあります。

ですから、今まで何ともなかったのに、急に汗をかくようになったという場合は要注意でしょう⚠

それから局所性多汗症は、手のひらや足の裏側、頭頂部、ワキの下など、特定の部分にたくさんの汗をかく症状になります。

これは精神的なストレスなどによって自律神経の、パランスが崩れるために起こることが多いようです。

エクリン汗は精神的な緊張によっても分泌されます。しかし多汗症の場合、あまりに、多量の汗をかいてしまうため、二次的な症状を生み出す原因になってしまいます。

たとえば手のひらならば、いつも手が汗でびっしょりになってしまいますから、かなりの煩わしさを感じます。

足の裏に多量の汗をかけば、ムレてしまってニオイのもとにもなります。

ワキの下から汗が多量に分泌されれば、すでにお話ししたようにワキガ臭を発散させることにもつながります。

一般的に、ワキガ体質の人は同時に多汗症を持っているケースが多く、それぞれの相乗作用で強いニオイを発散してしまうものです。

ですから汗とニオイの悩みに対しては、その両方に対処することが重要だといえます🤚

多汗症の原因や症状について

多汗症の原因とは?

多汗症に関して言いますと、数多くの原因によって、エクリン汗腺からすごい量の発汗が生じる症状のことを言います。

カラダの全体から凄い量の汗が出る全身性多汗症と、頭皮や脇、首筋、手の平や足の裏、顔など、限定されたところに、大量の汗をだす局所性多汗症を挙げられます。

特によく耳にする原因といえば、心配事や緊張の為、手のひらや顔、背中などから、汗がびっしょりになる、精神性発汗型多汗症になります。

プレッシャーや重圧によって、自律神経のバランス状態が異常をきたし、交感神経が副交感神経よりも強くなってしまうため、汗腺の機能が激しくなり、発汗を活性化させてしまいます。

交感神経の応答が感度の高い人ほど、発汗しやすくなりますので、多汗症を引き起こしやすいと言われています。

几帳面でメンタルが弱い方や潔癖症で完璧主義者の方、ネガティブ思考の方などが、特に多汗症になりやすい特徴だといえます。

多汗症になりますと、汗をたくさんかきますので、放っておくと雑菌や細菌でニオイの元になりますので、体臭、ワキガ、加齢臭に注意する必要があります。

全身性多汗症になる原因とは?

全身性多汗症になる原因として、循環器疾患、病気や疾患、中枢神経の異常、代謝の異常などで起きる可能性が高いと言われています。

バセドー病、糖尿病、結核、末端肥大症、急性リウマチ、褐色細胞腫、生殖器障害、なども多汗症の原因になります。

普通に生活していて、急に汗が大量に出るようになって体調がおかしくなっった場合などは、疾患や病気、身体のトラブルによるの確率が高いので、すぐに病院で診断してもらうようにしましょう🤚

女性の場合、女性ホルモンのバランスによって、自律神経の崩れにより、多汗症を引き起こす場合があります。更年期の方は、突然起きるケースもありますので、注意が必要になります。

大豆をたくさん含んでいるイソフラボン製品などを食生活に摂り入れることによって、ホルモンバランスを正常化にして、予防することが大事になります。葛の根、レッドクローバーも、更年期対策に効果的です。

タバコのニコチンによって交感神経が働き、汗がたくさん出ることもあります。体臭にもとても悪くて、煙草により、臭いを悪化させてしまうこともあります。

カフェインの過剰摂取も多汗症の原因になりますので、お茶やコーヒーの飲み過ぎには注意したほうが良さそうです😔

食事によって多汗症に影響を及ぼします!

多汗症と食事との関係性とは?

多汗症と食事の内容との関連性は、一見なさそうに思えるのですが、かなり食生活の内容が、多汗症に大きく影響を及ぼしています。

ということから、食生活を改善する事によって多汗症の予防に効き目があると言えます。

多汗症には、味覚刺激が原因となって多量に汗が出る、味覚醒多汗症と呼ばれる症状が存在します。

症状の特徴として、トウガラシや香辛料の多く入っているスープや、カレーライスといった辛い料理などに汗をかいてしまうのは、普通の方でも当然の反応だと思います。

ところが味覚醒多汗症の方の場合ですと、味覚神経への刺激が過剰に、反応をしてしまうために、必要以上に大量の汗をかいてしまいます💦

食生活を改善して多汗症予防をする

そういった食生活を改善する事によって、多汗症予防として、ゆっくりと抑制していくことになります。

辛く味覚を刺激するような料理や、熱々で汗が出やすい料理などは、極力控えることによって、汗をかかないようにすることが大事になります。

味覚醒多汗症は、メンタル的な部分も大きいですので、食事を摂っても汗をかかないと言う精神面での、自信をつけることによるケアも必要です👍

それから、脂肪や油分の多く入っているステーキや唐揚げなど、少し控えてみることも効果があります。

こういった料理も、味覚を刺激して、多汗症に影響を及ぼしてしまう一つになりますので、食べるのをやめることで多汗症対策には有効になります。

汗腺を刺激してしまうそれ以外の料理や食材について

多汗症を刺激してしまう一つに、コーヒーがあります。

食後のコーヒーを飲む方も多いと思いますが、違う飲み物にすることにより、多汗症予防に大きく効果があります。

タバコも多汗症には、よくありませんので、やめると効果的ですね。

よく、食後にコーヒーを飲んで、タバコを吸う方がおられますが、多汗症やワキガの原因にとっても、最悪の組み合わせということになりますね‼

こうした食事内容の改善を行うことによって、多汗症だけでなく体臭予防にも効果がありますので、一回見直すことも大事かと思います。

あがり症と精神性発汗と呼ばれる多汗症の関係とは?

あがり症による汗をかくことも多汗症の一つ!

緊張やストレスから多汗症になるの❓

特に一人だと汗をかくこともないのに、人前にでたり人とおしゃべりをするケースで、たくさんの汗をかく症状になります。

あがり症の方に多く見られる症状で、緊張したことにより汗をかく悩みになります。

多汗症には2種類ありますが、身体的な多汗症 原因によるものと、不安や緊張によって汗をかくものです。

上がり症の方は不安や緊張といったストレスが原因で引き起こすタイプの、精神性発汗、精神性多汗症がそうです。

主な原因として、精神的なストレスにより自律神経が過敏に反応してしまい、たくさんの汗をかいてしまいます。

精神性の発汗もあがり症の症状になります。

決して室内の温度が高くないのに、人前だと緊張してしまい汗が吹き出たりしてしまうのは、精神的な緊張やストレスによるものが原因となっているのが、特徴の多汗症といえますね。

汗をかくことによるニオイの心配はどうなのか?

精神性多汗症は、汗をかくところにも特性があります。

発汗する場所はひとによって様々ですが、手の平や足の裏、脇の下など、局所的なところに集中して汗をかくケースが多いとされています。

よく握手をしたときに汗でびしゃびしゃになっている方がいますが、精神性発汗だったのかもしれませんね。

まず、汗をかくことによる、ニオイの心配はしなくても良いと思います。

多汗症の汗と腋臭の汗は、種類が異なるため、多汗症の人は臭いということはありません。

しかし、汗は放っておくと酸化されて、ニオイを悪臭にかえてしまうこともあります。

汗をかいたらすぐに拭きとってあげることが重要なことだといえます。

そして汗腺もワキガはアポクリン汗腺に対して、多汗症はエクリン汗腺ですので、汗のでる場所が異なります。

わきがを発症させないように、汗をすぐ拭き取り清潔にすることが大事だと思います。

多汗症と肥満の関係とは?

それから肥満体質の方は、汗をかきやすいと一般的に見て思われているし、そう思いますよね。

実際のところ、本当に汗をかきやすいわけですが、なぜそうなるのかと言うと、皮下脂肪が普通の方と比べて、厚くなっているため、熱がカラダから発散しづらいという理由によるものです。

汗をかくことによって、カラダの温度調節をおこなっていることになります🤚

運動不足によって代謝が悪いのも大きく影響している可能性もあります。

ですので、肥満体質の汗をかく現象は、体温コントロール、生理的なものになりますので、多汗症には当てはまらないとされています。

しかし、全身に汗をかくのではなく、局部的に、手のひらや足の裏などに汗をく場合は、多汗症の確率がありますので注意が必要になります。

皮下脂肪だけに限らず、内臓脂肪も汗をかきやすい理由として挙げることができます。見た感じでは肥満じゃなくても、内臓脂肪が多い隠れ肥満の方も、汗をかきやすい体質になります。

そして、内臓脂肪は臭いの元凶ともいえる脂肪酸を、豊富に抱えていますので、皮脂腺やアポクリン腺から分泌する汗が体臭やワキガの臭いとして放出する可能性があります😎

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